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【凡人の逆転劇】入試英語42点、ハリー・ポッターと『あつ森』で洋画を字幕なしで楽しめるようになった私のサバイバル英語学習歴

ブログをお読みの皆さん、 お久しぶりですハポンです。

今回のテーマは私の英語学習。学校英語が嫌いだった私が、使える英語を身につけるまで。
どうやったら使える英語を身につけられるの?そんな質問の答えになれば。
不真面目でいいところばかりではないですが、少しでもみなさんの参考になれば。英語学習に悩んでいる方、必見です!!

世の中には「3ヶ月で英語がペラペラになる方法」といったキラキラしたノウハウがあふれていますが、ぶっちゃけ「机に向かってガリガリ文法を覚える勉強がどうしても続かない…」と悩んでいませんか?

実は、この記事を書いている私自身、かつては中高の学校英語に全くついていけず、単語テストは再試の常連、大学入試の二次試験では100点満点中「42点」という壊滅的な点数を叩き出した超・落ちこぼれでした。(ちなみに合格ボーダーは6割以上と言われる試験です…!)

そんな私が、今ではハリウッド映画を字幕なしで100%楽しみ、時には外国の大使を相手に英語で仕事をし、さらには皆さんに英語を教え、英語を使って外国人に日本語を教える講師をしています。

実は私には、幼少期に全く同じ条件(ディズニー英語システム、同じ英会話教室)で育った妹がいます。現在、妹は英語が苦手です。全体海外には行きたいないなんて言います。でも、それでも彼女は「知っている単語を必死に並べて気合でコミュニケーションを取る力」を持っています。子どもの頃の経験がコミュニケーションのハードルを下げているのかもしれません。

ですが、育った環境は同じなのに、なぜここまでアプローチが変わったのか?そして、なぜ日本の英語学習者は妹のように「出川イングリッシュ」的なサバイバル・コミュニケーションが取れずに悩むのか?そのヒントが、私の泥臭い英語学習の歴史に隠されています。

今回は、私のリアルな失敗と大逆転のストーリーをすべて公開します!

1. 幼少期:プリンセスへの憧れが作った、最強の「耳の貯金」

私が英語の「耳」を育てることができたのは、間違いなく子どもの頃の環境のおかげでした。2歳から小学6年生まで英会話教室に通い、家では「ディズニー英語システム」に触れていました。

何より大きかったのは、私が「ディズニー、特にプリンセスが死ぬほど大好きだった」ということです。 毎年、少なくとも年に1回はディズニーランドに連れて行ってもらい、誕生日にはドレスやティアラをいつもおねだりするような子どもでした。

おうちでの教材は、大好きなキャラクターたちが登場し、歌を覚えるだけで自然に英語のリズムが身につくもの。勉強という感覚は一切なく、車での移動中にもいつも車内で流れていました。 さらに、ディズニーランドのグリーティングで、本物のプリンセスやプリンスと英語で直接お話ができることが、幼い私にとって何よりも嬉しかったのです。

「英語を勉強する」のではなく、「大好きなプリンセスの世界に触れたい、おしゃべりしたい!」。 このピュアなパッションのおかげで、無意識のうちに強力な「英語のリズムと耳の貯金」が作られていきました。英検も中2で3級、中3の最初(あるいは中2の最後)には準2級と、リスニングの貯金だけでトントン拍子に進んでいきました。

2. 中学〜高校時代:親の圧力による大挫折と、1.5倍に膨らんだ『ハリー・ポッター』

しかし、中学校に入ると風向きが変わります。

本格的な学校英語がスタートした途端、私は大きな壁にぶつかります。 実は私、幼少期の英会話教室で「フォニックス(発音と文字の規則性)」を学んでいたため、初めて見る英単語でも、「音を聞けばなんとなく読めるし、口に出せる」という強みを持っていました。

しかし、学校のテストは別問題です。求められるのは「正しいスペルを暗記して、正確に紙に書くこと」。 「読める・話せる」けれど「正しい綴りで書けない」私は、学校の単語テストで大苦戦。毎週のテストでは、毎回お決まりの「再試験」を受ける常連組になってしまい、私のプライドはボロボロ、英語へのモチベーションも完全にへし折れてしまいました。

それでも、それまでの貯金でなんとか準2級までスムーズに合格した私を見て、親からのプレッシャーが一気に強くなったのです。(本当は2級以前の試験も筆記はボロボロで、でもそんなことは見てないんですね...)

「小さい頃からずっと英語をやらせていたんだから、早く2級をとりなさい」

義務感と親の圧力だけで受ける試験が上手くいくはずもありません。中学時代に挑戦した英検2級は、何度も不合格になりました。

そんな私の心を救ってくれたのが、中学2年生の時に出会った大好きな『ハリー・ポッター』の原書でした。 駅前の大きめの本屋さんにお小遣いを握りしめて行き、「ハリーポッターと賢者の石」を買ってきたのを思ています。日本の本とは違う異国の本の匂いに心を躍らせていました。

学校の教科書は1ミリも開かない不真面目な学生でしたが、大好きなハリポタのためなら話は別。フォニックスで培った「読める耳と目」をフル活用し、わからない単語を必死に調べ、ページ中にギッシリ意味を書き込みました。最初のころは1ページ読むのに何分かかっていたことやら。最終的に、本の厚みが1.5倍に膨れ上がるほどボロボロになるまで読み込みました。これが私の本当の原点です。

実際の本は見せられたものではないのですが、まさにこの写真のような感じになっています。正直原型留めていないです...

そして高校時代、私の英語人生を大きく変える転機が訪れます。カリキュラムの一環で行った、ニュージーランドへの1週間のホームステイです。なんと1人1家庭というサバイバル環境でした。

学校のテストではいつも最低限、単語テストは万年再試組だった私。 しかし、いざ現地に放り出されると、持ち前の負けず嫌いと「ハリポタ原書」で鍛えた英語の感覚が爆発しました。完璧な文章じゃなくても、知っている単語を必死に並べ、身振り手振りを交えることで、ホストファミリーとガンガンコミュニケーションを取ることができたのです。

これには、同行していた学校の英語の先生が「えっ、あいつあんなに喋れるの!?」と本気で引っ繰り返るほどびっくりしていました。

学校の「マルバツをつけるだけのペーパーテスト」では最底辺だった私が、現地では誰よりも英語を「コミュニケーションツール」として使いこなしている。 「ダメダメなりにも、私の英語、めちゃくちゃ通じるじゃん!」 この小さな、でも強烈な成功体験が、私の心に大きな火を灯すことになりました。

(※ちなみに私の妹は、今でも英語が苦手ですが、この「単語を並べて気合いで伝える力」が天才的に高いです。実はこれこそ、日本の学校教育では評価されにくいけれど、世界に出るために一番必要な『最強のサバイバル能力』だったりします)

しかし、楽しさを知ったことと「受験のペーパーテスト」は相変わらず別物で……。 迎えた大学入試。英語の二次試験で叩き出したのは、100点満点中「42点」という壊滅的な数字。合格ボーダーは6割(60点)以上と言われる試験での、大爆死で幕を閉じることになります。

3. 大学1年次〜:さらなる追い打ちと、台湾での大号泣

なんとか大学へ進学したものの、周りは優秀な学生ばかり。自分の英語力に危機感を持った私は、「実際に使って覚える環境に自分を追い込むしかない!」と、学期に最低1つは、全部英語で進められる国際系の授業を受けようと決意します。

しかし、現実は甘くありませんでした。 大学入試の42点という現実に加え、大学の国際系の授業で「英語の選抜試験があるもの」に応募したところ、あっさりと落選。

「入試でもダメ、大学の選抜でも落とされる」

机に向かってカリカリするお勉強英語の限界を、これでもかと見せつけられたスタートでした。

そこで決めたのは、分からなくてもできなくても強制的に英語に触れる環境を作ろうということでした。大学に入ってからは、1学期に1つは全て英語で行われる授業に参加するようにしました。机に向かうのが嫌いなら、もっと早く英語に触れられる環境を作っていればなんて今では思いますがね。これは英語学習に悩むみなさんも生活を見直してみると工夫できるところかもしれません。

さらに大学2年生の冬、なんとなく、日常会話では全く苦労しなくなったので、力だめしに単身で飛び込んだ台湾のウィンタープログラムで、壁にぶつかります。参加者は世界各国から。実は私は参加要件の最低点の英語スコアで参加していました。テストはダメだけどできるんじゃないなんて甘い考えで...でも、ダメでした。現地のグループディスカッションに全くついていけず、周りのメンバーが話している英語が全く理解できなかったのです。 「私、あんなに頑張っていたのに……」と、これまでにないほどの激しい落胆と悔しさの中で、帰国することになりました。(グループの中で、少し日本語を話せる人がいて、彼の気遣いに心が救われ、分からなくても孤立するということはなかったのですが... なので、グループディスカッション以外の場面では英語でコミュニケーションをなんとかとり、グループのメンバーたち友達にはなることはできました。でも、グループプロジェクトに貢献できず、すごく悔しかったのを覚えています。)

ただ楽しく話す日常会話レベルから、世界と対等に渡り合うための「論理的で専門的な英語力」をつけなければいけない、と痛烈に実感した瞬間でした。

4. コロナ禍:海外に行けない絶望を救った『あつ森』とネトフリ

台湾での挫折を経て、「もっと自分を鍛え上げたい!」と燃えていた矢先、世界を襲ったのがコロナ禍でした。予定していた短期留学も、長年の夢だった交換留学もすべて中止。海外へ行く道が完全に閉ざされた瞬間、激しい喪失感が襲いました。

しかし、私はここで諦めませんでした。「海外に行けないなら、今できる工夫で、家の中を全部留学先にしてやる!」と前を向いたのです。

机に向かう「お勉強」が死ぬほど苦手な私が作ったのは、「ゲームとネトフリで暇を潰しながら、気づいたら英語を覚えている環境」でした。

実は私は、目から文字を入れるよりも、耳から聴く「音声認識」の方が得意なタイプ。普段から日本語のコンテンツでも字幕を読むのが面倒くさかった私は、この強みを逆手に取ることにしました。

まず、任天堂スイッチの『あつまれ どうぶつの森』のゲーム設定をすべて「英語」に変更。おかげで、虫や魚の名前に詳しくなりました。さらに、Netflixでの映画・ドキュメンタリー鑑賞もすべて英語音声に。 高校時代のニュージーランドで、気合いで単語を拾いながら「大好きなディズニー映画の大筋をなんとか追った」というサバイバル経験が、ここで生きました。「全部は分からなくてもいい、大筋を耳で追う!」を繰り返したのです。

さらに、海外の友人たちと「短文でのチャット」を毎日継続。長文の読み書きはハードルが高くても、チャットの短文ならテンポよく会話ができます。

隔離された自分の部屋で、大好きなゲームや映画を「耳」で楽しみ、チャットで喋り倒す。この超お気楽に見える「おうち留学」こそが、私の英語力を劇的に爆発させることになります。

今は少し時代が変わって、オンラインでいつでも、どこでも世界中の外国語やカルチャーにアクセスできるのが本当に素晴らしいところですよね。海外に行けないという逆境すらも、インターネットの力と自分の工夫次第で、いくらでもチャンスに変えられる時代なのだと身をもって知りました。

今では、基本どのハリウッド映画でも、字幕なしで100%楽しめるようになりました。(「字幕なしで洋画を見る」って英語学習者の憧れですが、実はかなり上級者のスキルなんです。でも、勉強ではなく『楽しむ環境』を作れば、人間はここまで到達できます!)

5. 現在:部屋での努力が実を結び、「外国の大使」と仕事をするまでに

このおうち留学でのブレイクスルーが、信じられない未来を連れてきてくれました。

オンラインで開催されることになった国際的なインターンシップに応募し、見事合格。なんと、外国の大使を相手に、英語で直接仕事をするという大役も経験することになったのです。 入試の英語で42点を取り、大学の英語選抜試験にもあっさり落とされていたあの私が、です。

その後、念願だった交換留学も経験し、現在はさらに上の海外の学位を目指して奮闘しています。

そして現在は、かつての私のように英語に悩む日本の生徒さんに英会話講師として教えるだけでなく、時には日本語教師として、海外の生徒さんに「英語を使って日本語の文法を教える」という活動もしています。

パソコン一台あれば、時には地球の裏側にいる人ともリアルタイムで繋がり、言葉を教え合うことができる。そんな現代のオンラインの可能性を、今度は私が講師という立場でフルに活かしています。

日本語の複雑な仕組みを、英語というツールを使ってロジカルに説明する――。 かつて単語テストの再試常連だった私が、今では英語を「教えるための道具」として使いこなせるようになりました。

💡 机に向かうのが嫌いなあなたへ贈る「3つのサバイバル鉄則」

最後に、単語テストの再試常連からマルチリンガル&英語で仕事をこなすまで上り詰めた、人間の心理をハックするサバイバル勉強法をまとめます。

① 「興味があるもの」だけを徹底的に使い倒す

教科書は開かなくても、自分が大好きなもの、関心があるものだけを教材にしてください。私の場合はディズニープリンセスであり、ハリポタであり、あつ森でした。「勉強しなきゃ」ではなく「この世界を(日本語を介さずに)もっと知りたい!」というオタク的パッションを燃料にすることが一番の近道です。楽しくないと、何事も続きませんね。修行じゃないんです。楽しめる工夫が大事です。カラオケで意味が分からなくても真似で洋楽歌えるように練習してみるなんてのも。この楽しみが、綺麗な発音の近道だったりします。

② 自分を「逃げられない環境」に追い込む

自分の「意志の強さ」を信用せず、サボったら実害が出るシステムを先に作ってしまいます。私の場合は、単位がかかった英語の授業を強制的に履修したり、海外の友人とチャットを始めて「返信しないと失礼」という環境を作ったりしました。語学アプリをやる場所を決めてルーティン化するのもおすすめです。せっかくここまでアプリで勉強したのに連続記録が切れちゃうなんてのもいいですね。

③ 「先に期限(ケツ)」を決めちゃう

実力が伴っていなくても、先に公式な本番のスケジュールを入れてしまい、そこから逆算して自分を追い込みます。「準備ができてから応募しよう」と思っていると、いつまでも準備は終わりません。先に締め切りを作ることで、脳が強制的に本番モードにシフトします。

世界がどう変わろうと、どれだけ夢を阻まれようと、あなたのパッションと工夫次第で、自分の部屋だって留学先に変えられます。

自分の弱点を認め、どんな逆境も楽しみに変えて突き進んだ先には、言語の壁を軽やかに越えて、まだ見ぬ広い世界へと繋がる未来が待っています。

まずは肩の力を抜いて、あなたの大好きなものを英語で楽しむことから始めてみませんか?

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